【スタッフAのつぶやき】日本のお米は好きですか?
突然ですが、日本のお米は好きですか?
私は両手を挙げて、YES!!
九州育ちの私にとって、炊き立てご飯に明太子を乗せて食べることことが大変なごちそうなのです。
明太子だけでなく、卵かけご飯、シンプルに塩おにぎり🍙...
ご飯がメインになってお腹をみたしてくれる、はたまた美味しいおかずにご飯ってもってこいだし...!お米って主役にも脇役にもなれるスーパーフード!中でも日本のお米はピカイチだと思っていたんです。
だからこそ海外の方にも「日本食っておいしい!!」って思われているのかな、なんて思っていました。
今回のクボタストーリーのお話を聞くまでは...。
今回のクボタストーリーは株式会社クボタ 米輸出事業推進課長 住中卓史さんに「クボタの米輸出についてのストーリー」についてお話いただきました。
※収録ではマスク装着の上、アクリル板越しにお話ししていただきました。
「クボタ」と聞くと、農業機械、水、水道...といったイメージお持ちの方が多いと思いますが、「米輸出」は意外に知らない方が多いではないのでしょうか。
かくいう私もその一人。住中さんの話を聞いて驚きを感じたのですが、話が聞き終わったころには驚きは納得に変わっていきました。
農家さんと共に歩んできたクボタさんは国内の米生産の維持や拡大を図るために米輸出の乗り出したのが、2011年。そこからなかなか伸びない...その理由を探るべく住中さんは現地の方々にヒアリングを繰り返し行ったとのこと。そこで現地の方に言われたのが...
「日本のお米は美味しくないし、高い」
それはびっくりされたのではないでしょうか。
高い、はまだしも、美味しくないというのは言われると思ってもいなかったのではないでしょうか。
でも住中さんたちは諦めない。どうして美味しくないのかを調べていく。
そこで行き着いたのが「日本で精米」して海外の方の口に届くまでのタイムラグ。
そして日本では生鮮食品に分類されるお米は海外では単なる穀物という感覚の違い。
そうです。「新鮮さ」がひとつのキーワードでした。
そこでクボタだけが行っている「現地精米」に乗り出していくのです。
住中さんは、米を主業務していないクボタだからこそできたとおっしゃっていました。
なるほど、渦中にいると見えなくても、外から見ると思いもがけないアイデアが思い浮かぶのだな、と。
これってメインコーナーでも話題になっていたのですが
農業の問題は農業の人たちだけでは解決できない、というケースのひとつだなと思いました。それに気が付いたときにはひとりで静かに身震いしました。
これこそ米農家さんと共に歩んできたクボタさんだからできることだなと納得してしまいました。
誰も気が付かなかったことを「やってみろ!」といえる会社のスタンスもかっこよく、そしてそれをうまく進めてくメンバーの底力もとてもかっこよく...イノベーションはこうして生まれるのだなと住中さんのお話を聞いていて感じずにはいられませんでした。
ぜひまだクボタストーリーをお聴きになっていない方はポッドキャスト版をお聴きくださいね!
収録後の住中さんと大関アナ、もっぱら話していることは香港の食べ物とお酒のお話ばかり。香港出張の思い出(ほぼ食べ物)とまた行きたいと言う大関アナに対して、住中さんは「ぜひあちらで会いましょう!美味しいお店をご紹介します!」とおっしゃってくださっていました。
う、うらやましい...そんな美味しいご飯とお酒が飲みたい!
そして香港で美味しい日本のお米を食べたい!