【吉田編集委員の取材後記】どんなことにチャレンジするにしても
どんなことに挑戦するにしても、「どうせ難しい」とあらかじめ決めつけてしまえば、うまくいきません。でも多くの場合、ちょっと見方を変えれば、じつはチャンスが潜んでいることに気づきます。今回のゲストの近藤剛さんの取り組みは、それが農業にも当てはまることを示す好例でしょう。
例えば、約5ヘクタールという栽培面積は、地方の広大な農場と比べると小規模の部類に入ります。効率で産地と正面から張り合うのはかなりハードルが高いい。ところが近藤さんの農場がある東京に目を転じれば、話は変わります。